著者は消防設備士 乙種4類の資格試験に合格しました。
(乙種4類は自動火災報知設備などの整備・点検ができる資格です)
以下は取得までの経緯です。
所有資格により試験の一部免除を受けることができるので
著者は「第二種電気工事士」による免除を申請しました。
免除により試験時間を短縮できました。(1時間45分⇒1時間)
【試験科目と問題数(免除なし)】

【試験科目と問題数(電工による免除あり)】

【受験結果】

【合格基準】
下記①かつ②を満たすこと。
①筆記試験において、各科目ごとに出題数の40%以上、
全体では出題数の60%以上の成績を修める。
②実技試験において60%以上の成績を修める。
(免除を受ける場合は、その部分を除いて計算します)
筆記試験部分は各科目(「消防関係法令」「構造・機能および整備」)いずれも40%を上回り
全体でも60%を上回ったので問題ありません。
しかし、実技試験部分は75%(4問中3問正解)であり、
もし、もう1問不正解であれば、不合格(50%<60%)となっていたかもしれません。
(部分点を頂けたどうかは不明です)
【受験に臨むにあたって】
上記、実技試験(鑑別)の問題数が4問しかないので
鑑別問題に対して良い準備を行うべく、
写真が豊富に掲載され整理されている参考書を購入しました。
(実際に使用した参考書は下記リンクを参照)
●著者が使用した参考書・問題集は⇒
こちら(消防設備士乙種4類参考書問題集) (コメント付)
【まとめ】
著者は試験時間の短縮メリットを享受するため、
「第二種電気工事士」による免除を申請しました。
しかし免除によって、(問題として易しい)実技試験(鑑別)部分の「問1」が免除となり
問題数が5→4問と減って、合格基準60%を満足するには
4問中3問以上正解が必要となりました。
(2問不正解だと50%で不合格になるので
4問中1問しか落とせない。合格のハードルが上がった)。
受験した問題において、免除となった鑑別の「問1」は
(工具や測定器具の名称を問う問題であり)
電気工事士であれば簡単に正解できる問題でした。
「問1」が免除でなければ
鑑別5問中、(易しい「問1」を含めて)3問正解で60%となるので
合格のハードルは下がります。
合格することは重要なので、試験時間短縮(45分)のメリットより、免除を申請しない方が得策かもしれません。
両立する方策はあるのでしょうか?
「試験時間短縮」と「合格のハードルを上げない」
これらを両立する方策は?
例えば、「電気主任技術者」資格で免除を申請すると、
試験時間短縮(30分)、かつ、鑑別「問1」免除なし、となるようです。
●著者が使用した参考書・問題集は⇒
こちら(消防設備士乙種4類参考書問題集) (コメント付)
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